感想なのか何なのか

supernova / カルマ

　いやぁ、なんだか、今日買って、繰り返し繰り返し聴いてます。
　いろいろやった後の帰り道、あまりにも興奮して同じような中身の感想のような何かを複数の人にメールしてしまいました。ここであらためて違う何かを書く、ということまで頭が回らないので、そのメールに書いた感想のようなもの、をここにも書いてみたいと思います。

　この曲は、すごい。良いとか悪いとかではなく、すごい。
　速くも鋭くもない曲なのに、心の温度が段々上がっていく、そして視界は広がっていく感じで、じわじわと侵食される、離れられなくなる。
　自分ひとりで聴いていて、聴いていない人に勝手に感想を送りたくなる、そこまで自分ひとりでは収拾つけられなくなる、そんな曲。
　ラブソングみたいな陳腐な形ではなく、結局人はひとりだから、ただ、だからこそ人と繋がりたいと思わせる曲。冷めながら熱くなる。

　…こうやって勢いで書いた言葉では全然足りません。あとでいろいろと考えて書いた言葉でも足りないと思います。というか、この曲について言葉にしようとすると、この曲のストレートな歌詞そのままになってしまいます。
　ただ、それでも、歌詞だけでもやっぱり足りないわけで。
　別々に曲を聴いてこの曲についてあれこれ語るよりも、誰かと同じ場所で何もしゃべらずこの曲を聴いていた方が、この曲を、そして、その人をよく知ることができる、繋がることができる、そう思いました。きっと曲を言葉に出来ないから、リアクションを共有したい。
　そんな、音楽。
　あ、無理矢理メールを送りつけてしまったみなさん、すいませんでした。