某日記より…

「夜中にサイレン(カップリングの方)を聴くのはなかなかオツ」らしいので、早速実行してみる。いつもどのCDのケースがどこにあるのかわからなかったり、CDケースは見つけても中身が違うものだったりすることがよくある中で、「サイレン」のシングルに関しては、わかりやすく、ちゃんと「サイレン」のケースの中にあったのでよかった。
 うん、美しい。かっこいい、というよりも、美しい、という表現の方が合う気がする。美しいけど、ものすごく濃い。熱いのではなく、厚い。
 よくある情報としての説明だけしておくと、シングル「サイレン」にはふたつの「サイレン」があって、最初の「サイレン」ができてから1回アレンジとか曲をばらして、もう1回アレンジを組みなおして2曲目の「サイレン」がある、っていう感じです。1曲目が男視点、2曲目が女性の視点、というような感じです。1曲目が女性を掴む、存在証明のサイレンを鳴らせ、っていう感じなんですけど、2曲目の女性の視点の方は、消えそうなところで何とか鳴らしてる、鳴らしてるのか?消えていくのか、とか、そういう感じです。で、1曲目・2曲目ともに絶妙な演奏のバランスで緊張感があるんですけど、1曲目の掴む意思を、2曲目の儚さを出していて、非常に濃いです。
 私の中でのイメージは、「夜・冬」です。張り詰めているのに中身は濃くて、でもどろどろとしていない。よく言われている通り、アルバム何枚分にも匹敵するシングルです。
 確かに、オツですね。知っている方ではあるものの、コメントを残さずに勝手に書いてあったことを実行して、長々書いて、申し訳ありません。でも、オツです。
 今日も前フリが長いです。今日は、本編も長いです。あしからず。