ばらいろのポップ。

 「初花凛々」ばかり聴いていた。誰が歌っているとか、誰が演奏しているとか、どういう経緯でできたバンドだとか、そんなことは関係なくずっと聴いていた。巷で話題だから今までCoccoくるりもあまり聴いてこなかったけれど聴いている、というのは正直言ってある。きっかけはまさにそうである。
 でも、そんなこと関係なく今日はこの1曲をずっと聴いていた。聴いているとその曲の中に入っていって、自分がその曲になったような感じがした。メロディーや、ベースラインやらリズムやらが体に沁みこんでくる、というより、自分がメロディーやリズムに、音符や空気の振動になってしまうような感じがした、というのは非常にかっこはつけているけれど、いろいろなところから言葉を借りたりパクったりしているけれど、大げさではないし、まさに今日自分が感じたことだ。
 

 そんな一日。気に入った文章を読むとすぐ流されて真似してしまう。悪い癖です。でも、自分の中で演出はしていても、嘘はついていないので。



具体的に、ちっちゃい感じでいうというと、サークルの、合唱に集中しなければいけない夏合宿において、朝とかにかけても、誰からも、どのどんなヤツからも文句を言われることがない、って自信を持って言える曲。むしろ気合を入れて音楽を作ろう、とかって気にさしてくれる曲。何より、楽しい曲。楽しさが出てる曲。でも、朝聴くと、どれだけ真剣にやっていてもずっと残ってダメかもしれない、とも思ってしまう危ない曲でもあるかもしれません。
 いや、実際にかけるとか、そういうことはしないですけどね、おそらく。



 結局、つたない、どうでもいい感想になってしまってすいません。