ふと思う。

 身近な人にいろいろ貸したり、自分のモノをテキトーに身近な人のいる場においていくことが楽しい。そうするのが好きなんです。
 時に人に貸すためにモノを買うようなこともあって。でも、もちろん自分がいいと思うから買うんですけど。
 貸すのがなぜ楽しくて好きなのか?理由はふたつ。
 まずひとつは、自分のセンス試し。自分が尊敬している方々から影響を受けて、ものを買う。個人的にいいと思ったものを買う。それを貸して、たくさんの人にとっていいものだと、かっこいいと思ってもらえたら、やっぱりなんかいい気分になる。何と勝負をしているわけでもないが、なんとなく「勝った」見たいな気分になるのである。
 ふたつめは、ほかの人の感想を聞きたい。人からの感想を聞いて、またその自分にとっての「いいもの」への考えを深めたい。誰かにとって悪くてもそれはそれでしょうがない。それがどう悪いのか聞く事ができれば、それからまた私は考えを深めることができるのだ。
 貸したものに、「いい」という感想をいただけた場合も、自分と違うところでいいと思ってたら、興味深いし。また考えることができる。
 いつも気にしているのは、「絶対にいい」とは押し付けないことですけど。私にとってはいいものだからすごく貸したい?あなたにとってはどうだろう?あなたにとってもいいものであればとてもうれしい。悪くても、それはそれで興味深い。
 自分にとってのいいものに対しての反応をみたい、そんな感じです。