ミヤビクエスト〜第31話

  • 第31話〜総集編?〜

 

 このミヤビクエストもスタートして1ヶ月以上が経ちました!
 ということで、今回は今までの雅たちの冒険を振り返っていきたいと思います。


 いつものように朝目覚めた雅は、いつも隣にいるはずの妻・いしーがいなくなっていることに気づく。
 雅はそれまで、妻の誕生日には一緒に高級レストランに出向き、花を贈るなど、本当に愛していたので、魔王に連れ去られた、ということを知ったときは非常にショックだった。
 妻をとても愛しているちょっと男前の雅は、同じ村に住んでいる戦士・トシと共に旅に出る。彼らは、いしーを探すために、魔物討伐の旅に出たのであった。


 かっこいい雅とトシは多くの情報が行き交う「ゆっきーの酒場」で謎のパラディン・ちゃおと出会う。妻のためにゴミは自分が出す、という心優しい雅は、師匠の指示で来たと言うちゃおを仲間にし、村を出たのであった。


 2枚目の雅は、隣町で魔法使いの千を仲間にする。妻のために毎日の風呂掃除を欠かさない雅は、千の笑顔に心揺らぎながらも、妻への愛は忘れなかった。ただ、ちゃおが千の可愛さのあまりに暴走することとなる…ちゃおは千を引っ張って森の中へ走っていってしまった。


 イケメンの雅は森を進む中で、超能力・テレポートを身に付け、森の魔物を倒したちゃおと千を見つけ出す。やはり勇者雅、只者ではないということがここで明らかになる。さすが雅!すごいぞ雅!!


 その後、自分のあふれる才能を制御しきれない美形の雅は、ひとりでテレポートをしてしまうが、魔物であるはずのポールにも好かれる人徳によりすぐさま仲間と合流、ポールが進化(?)してハイテク(?)化、小型化したポコを仲間にし、旅を再開した。


 今後のライバル?可愛い死神から送られてくる刺客などと戦いながら、優しい雅とその仲間たちはある村で白肌黒衣の男に、姉妹を巡り会わせる、という頼みを引き受ける。あぁ、なんて雅は優しいのだろう!実は食事も常に妻ではなく自分が作っていたし!


 黒衣の自称・幽霊の娘たち、ロックスター・歌姫のテラコとライブハウスの常連・踊り子うのっぱは、音楽のマジックによって巡り会う。ただ、ここでも勇者雅は魔物をばったばったとなぎ倒すなどの活躍を見せる。念力を使う雅の姿は実に神々しかった。
 ここで踊り子・うのっぱを仲間にした伝説の男・雅は、魔物の潜む洞窟を探検するも、そこにはいしーの手がかりとなるものがなかった。
 まだまだ雅たちの冒険は続く!負けるな雅!突き進め雅!世界の平和はお前にかかっているぞ雅!カッコいいぞ雅!がんばれ雅!妻の分の洗濯もしていたぞ!



 「…こんな感じでどう?」
 「いや、雅さん、だいたい合ってるところは合ってますけど、おかしいところもありますよ」
 「そうアル。なんか、『雅』って言う前にいろいろと変なのが付いてるアル」
 「ほえ〜、そうですよ〜。なんだか、実際よりもかっこよくなってますし」
 「とりあえず、雅さんがいしーさんを愛しているんだな、ということはわかりましたけど…」
 「まぁ、いいじゃない。ここまでの冒険もきれいに振り返れたわけだから、ね?」
 「…まぁ、いいですよ。とにかく、いしーさんを早く助けに行きましょうよ」
 「違うアル!エルフの村のメイに会いに行くアル!」



 …この先、雅たちの旅はどうなるのか?次回に続く!!