ふと思う。

 私は、「面倒臭い」という言葉の使い方が人と少し違うのかな、と。
 私の場合、「面倒臭いからやらない」っていうのは、思うことは、もう、山ほどあるんですけど、あまり言葉には出さないんです。出しても面白くもなんともないし、そういう状況で言葉にしたところで、自分も周囲もマイナスに向くだけだから、そこはなんか濁すんです。やらないときに、「面倒臭い」は使わないんです。やらないことにはもっと良い、面白い、せめてマイナスには向かない言い訳を考えたいんです。
 「面倒臭い」を使うのは、たいていやることを決めたことに対してなんです、私の場合は。それは、なんというか、私もナルシストの端くれなんで、「面倒臭いって言いながらもそれをやっているオレってかっこいい!」とか、そう思いたいんですよ。
 そして、やると決めたことには、面倒臭いことを言葉に出してはじめから自覚しておかないと、絶対どこかで無理が生じてダメになるだろうな、と思ってしまうので、はじめから「面倒臭い」を導入しておきたいんですよ。かっこよく言うと、覚悟なワケですよ。それは面倒臭いこともたくさんあるけど、自分でやるって言ったんだからちゃんとやるんだよ、というセルフ念押しなワケです。…合ってるんでしょうか?どうなんでしょう?自分の話だから人に聞いてもいけませんね。



 ということで、明日の演出局会、面倒臭いなぁ。