テナー会

 「妄想です、妄想。いや、だからそれは妄想ですって。」…、とホリエモンが以前発言していたが、この日、われらのホリエモンは早々に眠りにつき何を妄想していたのだろうか…。我々はそれがどんな妄想であるのかは個人の頭の中の話なので知る由もない。が、どちらのホリエモンに対しても今後の動向は気にしていきたいものである。
 …と、そういった前フリはさておき、今日は卒団生をお送りするというテナー会へ。
 卒団生の方が体調不良であったりして、なかなか集まっていただくことが難しい状況の中での会だったからなのか何なのか、よくわからないけれど、なぁんだか変なのだ。
 何をしたいのだか良くわからない。という状況がそこにあった。送る体の何かがあったわけでもなく、スタート当初から何だか、打ち上げでもう午前3時くらいなんじゃないか、って感じの空気になってしまう。自分も送る側の人間であるので、そこをどうにもできない自分のふがいなさにイライラする。ひとりで空気を変えられるような人間には4年生になった今でもなれていない。どこか突き抜けていくしかない。とにかく、今の自分は状況を見ることしかできず、打破ができなくてふがいなくて申し訳ない。
 そんなことを考えながらも、周りの状況は一向に変らず、ある程度時間は過ぎるのだが、何がどうだったとか書くことができない。というか何があったわけでもないので、延々打ち上げの後半のような空気が流れていく。
 そして、気づいてみると、このテナー会は泊まりのテナー会だったらしい。うん、どうやらそうだったらしい。なんだかんだあって私は徹夜をしていたし。
 ん?でも、テナー会は泊まりだったか?そんな感じなのであった。逃げ出したのだから悪いことなのだが、テナー会の場の空気のいろいろもあったので、徹夜していたのはそこではなかった。「泊まり」というものであったのに対して、多くの人間はするすると帰路についていった。ん?
 そして、気づけば片付けの時にいたのは、テナーの卒団生の方1名、テナーではない卒団生の方、テナーパトリ2名、そして休団者の私の5名しかいなかった。パトリ以外の2名の方と私は、片付け時に会場に戻ってきたり入ってきたり、というような状況であったので、パトリしかいない、というような状況もあったのである。
 う〜ん、何か変でしょう?まず「泊まり」というところから考える、というところもあれば、泊まりなんだから、そして最後には必ず片づけがあるんだから、片付けはだれがどうするんだろう?とかも考えるでしょう?単純に、友達を手伝うために片付けとかはしないとなぁ、とかはあるのだろうかないのだろうか。う〜ん、世の中いろいろで不思議である。
 やっぱり、いろいろな物事に対して「何のためにそれをするのか」っていうことを考えて、それを常に意識して行動していくことが大事なんだと感じました。
 何より、ちゃんと卒団生を送れるものにできなかったこと、できていなかったことに申し訳なさを感じた。本当に申し訳ないです。
 そして、パトリにも頑張って欲しいのと同時に、かわいそうだとも思う、そう思ってしまうテナー会でした。
 う〜ん、何だかなぁ。