「いいお客さん」でありたい。

「今回のこれはここがダメだ」、「前と比べてあそこがよくない」、「ダメになった」とか、そういう言葉は出したくない。使いたくない。自分に対してだったり、自分が中にいる集団で、自分が何かせねばならない場面であれば別にいい。それは結局自分にかえってくるもので、時には向上するための糧になるものだから。でも、外から自分に働きかけてくるものに、変な批判とかはしたくない、できない。そこの批判で何が得られる?悪口が何を生み出す?自分が正しいとは思えないので受け止めるしかありません。変に講釈をたれることができるほどの知識や感性も持ち合わせているとは思いません。今の自分がどう思っても、それは自分の視野や見識が狭いからでてくる偏った意見である可能性が高い。だからできるだけ相手、発する側のどう伝えたいかを考えて、そこに乗っかって、受け止める。いつも考えてますけど、ヤラセの番組であっても、製作者の側がヤラセとして見せたくないように番組を作っているのなら、ヤラセじゃないものとしてみた方が楽しめますし。

いろんなことをごちゃごちゃ言って自分を持ってるんだぞ、とか、厳しく批評できる、見たいな人より、素直に感動できる、時にはシンプルにだまされる人とかの方がすごいし、好感持てます、最近。

だから僕も、人の伝えたいものを、その人が伝えたいように受け止められる、自分の武装で捻じ曲げたりせずに受け止められる「いいお客さん」でありたいなぁと思い、その方が自分が得るものも多いなぁ、と思うのでした。