ふと思う〜10月2日

raji2006-10-02



 かっこいい。色気がある。艶っぽい。


 …なにが?そう、表紙が、である。
 表紙とは言っても、表に出て
 今にも自分が使わんとするような
 トイレットペーパーのこと、ではなく、
 はたまた西表産の和紙、略して表紙、でもない。
 たくさん文字が印刷された紙がまとめられたものの
 一番上に乗っかった、
 本屋に立ち寄った人の気を引いて買わせるような、
 そんな紙のことである。
 その表紙が、かっこいいのだ。
 もう、見た瞬間に、面白さではなくかっこよさで笑ってしまうぐらい。
 


 …誰が写った表紙かって?
 それはもう、吉井さんである。
 吉井さんっていうのは、ヤクルトからメジャーにいって…とか
 アイドルで白血病になって…、とかではなく、吉井和哉さんである。
 「ロックスター宣言」…記事の見出しに書いてあることが、
 「そう!まさにそう!」って感じである。
 これでもう40歳だなんて、なんだか反則だが、
 そうやってもう存在自体が反則なのがロックスターというもの。
 写真を見ただけで、なんだか音が流れてくる。
 ライブ会場の照明のような眩しさに襲われる。
 表現としてはおかしいかもしれないが、爽快な「悶々さ」がやってくる。
 完全な夢の世界、ってわけではなく、
 現実を観ながらも、瞬間だけ夢に引きずり込まれる、
 夢と現実の間にいる、両方の間に挟まれた痛さを感じて
 その痛みに興奮する。
 表紙を見た瞬間に惚れました。男性ながら濡れました。
 


 そんな吉井和哉さんのソロ3枚目、「吉井和哉」名義としては
 1枚目のアルバム「39108(サンキューヒャクハチ)」は
 明後日、10月4日発売です。
 あぁ、自分にもその艶を1でも分けてください。





 いつまでたってもドキドキしていたいんだ。うん。