ふと思う〜3月10日

 卒団演奏会の演出ステージのリハーサルの帰り道。
 ひとりで、木村カエラさんの2ndアルバム「Circle」の最後に収録されている曲
 「C-hildren」を繰り返し聴く。
 この曲は、歌詞はまた別の話として好きなんですけど、
 とりあえずは曲が比較的激しい感じで、歌自体もサビでは張り上げる感じで、
 多彩な楽曲がある中で、バンドっぽい曲です。
 どんな曲でも「木村カエラっ!」って感じがして良い曲たち、
 良いアルバムなんですけど、個人的にすきなのはどうしてもバンドっぽいもの
 ライブっぽいものになってしまいます。暴れたくても暴れられない欲求を
 音楽でどうにかしている感じです。
 

 ひとり、帰る。ひとりに還る。
 集中して歌うと、歌った後はテンションが下がります。高揚することは、ない。
 誰かに会いたいようで、ひとりになりたいようで、寂しい帰り道。
 ま、そんなものです。ひとりひとりが、ひとり。
 でも、繋いでいたいなぁ、と。
 もっと自分から傷つけたり傷ついたりして開いて、繋いでいきたいなぁ、と。
 そんな、ひとりの帰り道でしたとさ。
 めでたし、めでたし。