不定期連載子供向け(?)ストーリー「しょうゆおじさん」 第一回

 しょうゆおじさんはソース顔だった。目玉焼きにはケチャップな人だった。別に「しょうだ ゆうじ」とか、そういう名前の人でもなかった。でも彼はしょうゆおじさんだった。町の子供たちからそう呼ばれていた。親しまれていたのかからかわれていたのかはよくわからない。ただ、しょうゆおじさんは19歳だった。というか今年でハタチだった。


――つづくのかつづかないのか。タイトル思いつくまでコンマ5秒、一話書くのに2分。皆さんもお分かりのとおり、先はまったく見えてないです。なので「場合によって続く」…。